日本とグローバル・ヴィレッジの懸け橋を目指して

Vision

私たちは、共存共栄する世界において、未だ解決されていない諸問題、特に医療、環境、教育、福祉の分野における課題を提起し、それらの課題解決に向けた行動を起こし、希望のある社会を共に築いていくことを目指します。

“利他あってはじめて感じる「生きている」ということ”

レバノン、南アフリカ、オランダ、イギリス、アメリカ、ザンビア。このような様々な国々に住み、滞在した経験は、私達の視野を広げてくれただけでなく、グローバルかつ多様な局面において、協調し、意義ある活動を行っていくことへの大切さも教えてくれました。世界をより良くすることは容易ではありません。一方で、『利他あってはじめて感じる「生きている」ということ』への、小さいながらも大切な思いを捨て去ることもできません。

私たちは希望のある社会を導く上で、教育は重要な鍵であると信じています。国際社会で得た教育や様々な経験を通して培った知見と慧眼をもとに、社会的課題に取り組むことで、私たちは社会の枠組みを変革し、希望のある社会へと導くインパクトをもたらすことができると信じています。そして私たちの活動が、次の世代を担う人たちの視野を広げ、彼らの心と志を育む一助になればと願っています。

Mission

あきら基金は、創造的、団結的、協調的な取り組みとその活動を促進し、持続させることにより、社会変革のためのソーシャル・エンタープライズとイノベーションの分野において、日本と国際社会の懸け橋となることを目的としています。

未解決な課題と広い視野を育んでいくことの必要性

海外の様々な文化に触れながら経験的学習を積み重ねることで、いまだ解決されていない深刻な諸問題が地域全般に蔓延していることを知りました。こうした状況は発展途上国、先進国を問わず、非常に複雑な様相を呈しています。しかしながら、私たちの経験からみると、より良い社会への変革は可能であるし、社会起業家精神やソーシャル・イノベーションにもとづいた社会的諸問題に関する課題解決は、着実にその成果を生み出しています。ノーベル平和賞受賞者であるムハマド・ユナス博士は『私たちのモデルを構築する上で、ソーシャル・ビジネス(の概念)は最も重要である』と述べています。

日本における社会起業家精神とソーシャル・イノベーション

日本には、もちろん、国内の社会的問題に対処するために草の根的活動を行っている素晴らしい団体が多くあります。その中には、地理的制約を超えて、地域間の交流と結束に貢献している団体もあります。しかしながら、こうした重要な活動領域における日本の現状として言えることは、国内における意義ある、協調的な活動を持続的に推進していく上で構造上の欠陥があることです。その構造とは、従来型の慈善事業的なアプローチに市場原理を用いた社会解決方法を効果的かつ戦略的に絡めていくために必要とされる基盤です。

チャレンジ - 3つの課題

上述した構造上の課題には3つの側面から対処する必要があります。まず第一に、日本における起業家的活動は非常に稀であり、それ故、個人の参加する機会が全体的に制約されているのみならず、自己実現の機会として捉えて活動する場も同様に少ないことが言えます。次に、外国人留学生や在日外国人が日本のコミュニティーに参加出来る機会は非常に限られており、これも憂うべき事実の一つです。最後に、日本の現状として、世界の至る所でみられる数々の重要な諸問題について、経験的に学ぶ機会を適切に得ることができないのも、課題に対処するための側面の一つです。

あきら基金の方向性 - ポジションとプログラム

上述の3つの課題を考慮し、私達は、現在の日本の状況に取り組むべく、数々の社会事業とソーシャル・エンタープライズを立ち上げました。あきら基金が現在運営している2つのソーシャル・イノベーション奨学金プログラムは、発展途上国から渡日した志の高い留学生に対する社会の認識を高め、彼らに対する支援を行う意味で重要な役割を担っています。また、2012年には「イノベーションと起業家精神に関する世界サミット-The World Summit on Innovation & Entrepreneurship (THEWSIE)」の公式パートナーとなりました。2006年に国際連合で発足された世界サミットTHEWSIEと提携関係を結び、国際社会に向けてイノベーションと起業家精神の分野における教育・啓発活動のためのプラットフォームの形成に努めていきます。

さらに重要なこととして、国際教育、中小・零細企業向け融資(MSME Financing)、そしてクリーンエネルギーの分野において3つのソーシャル・エンタープライズを設立・支援してきました。政府、非営利組織、企業、さらには個人等との協力関係を築きながら、社会・経済・環境課題に取り組み、規模の拡大が見込める事業の発掘、展開、そして投資することで、BOP市場(Base of the Pyramid)へ貢献することを目指しています。

あきら基金の目的 - 3つの柱

あきら基金のプロジェクトは下記の3つの柱に注力しています。

  • 社会的 / 経済的諸問題
  • 体験学習
  • 留学生

これらは相互に包括的であり、グローバル・ヴィレッジにおける創造的、団結的、協調的発展(成長)を持続させるための重要な指針です。

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